エコキュートの設置を検討している方必見!メリットや費用などのよくある疑問に答えます!

こちらのサイトは、オール電化住宅に欠かせすことができないエコキュートの設置を検討している人に読んで貰いたい、設備を導入することで得られるメリットや費用などよくある疑問に答えています。オール電化にするとなっても現在の設備からの切り替えやその流れが分からない人は多いといえますし、実際に設置するとなるとどのくらいの費用が掛かるのだろうか、相場を知りたいなど幅広い情報に対して疑問を解決できるので参考にされると良いでしょう。
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エコキュートの設置を検討している方必見!メリットや費用などのよくある疑問に答えます!
- そもそもエコキュートとは?どのような仕組みでお湯を沸かしている?
- エコキュートにはどのようなメリットがある?
- エコキュートにデメリットはある?
- エコキュートが向いているのはどんな家庭?
- エコキュートの給湯タイプごとの特徴は?
- エコキュートのタンク容量はどのように選ぶべき?
- 寒冷地や沿岸部でもエコキュートは設置可能?
- エコキュートは井戸水や地下水に対応している?
- エコキュートの稼働音はうるさい?近隣トラブルを防ぐ方法は?
- ランニングコストが安いエコキュートを更にお得に使う方法
- エコキュートの電気代は季節によって変わる?
- エコキュートを長く使うためのメンテナンス
- エコキュート設置の際に利用できる補助金はある?
- エコキュートのお湯切れを防ぐ方法
エコキュートの設置を検討している方必見!メリットや費用などのよくある疑問に答えます!
オール電化は文字通りエネルギーが電気のみでガスを使わなくなる、このようなことからも給湯器はエコキュートへの切り替えが必要不可欠です。
エコキュートを導入するとなったとき、色々な疑問が生じるケースは多いわけですが、ここではよくある疑問をピックアップしてそれの解決策など分かるようなコンテンツになっています。
例えば、エコキュートとは何を意味する装置なのか、お湯を沸かすのに時間がどのくらいかかるのか、ためておけるお湯の量など基本に答えています。
そもそもエコキュートとは?どのような仕組みでお湯を沸かしている?
空気の持つ熱でお湯を沸かすと説明されることもあるエコキュートですが、具体的にどのような仕組みでお湯を沸かしているのでしょうか。
これは高校くらいの物理で習う原理が関係しています。
どのような気体であっても、圧縮すると圧力が上昇するのは当たり前ですが、実は温度も上昇します。
エコキュートはこの原理を利用し、外気をポンプを用いて圧力をかけて圧縮し、外気温と比べて暖かくなったところでその熱を媒体を介して水に伝えることでお湯を作り出しています。
圧縮にはもちろんエネルギーを必要としますし、媒体を循環させるにも同様にエネルギーが必要ではありますが、例えば電熱器などに電気を流してその熱で湯を沸かすよりは合計でも少ないエネルギー量で済みますので、コスト的にも優れているということができます。
無からエネルギーを生み出しているわけでは当然なく、熱交換後に圧力が解放されて膨張し、排気される空気の温度は取り込み前よりも冷えています。
エコキュートにはどのようなメリットがある?
エコキュートには様々なメリットがありますが、まず挙げられるのは光熱費が安くなることです。
本体価格はガス給湯器と比べると高いものの、一般的な2人家族におけるガス給湯器の光熱費が年間約55,000円であるのに対し、エコキュートは約22,000円で済みます。
エコキュートの寿命は10年から15年ほどとされているので、導入コストを考えてもガス給湯器よりもお得になるケースが大半です。
非常時にお湯が使えるのも魅力のひとつです。
エコキュートは夜間に沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておき、利用時に水道水と混ぜて設定温度まで下げてから給湯します。
基本的には、常に貯湯タンクにお湯が貯まっているため、停電や断水などの非常時でもタンク内に残っている限りはお湯が使えます。
停電時においては温度調整ができない、断水時はタンクから直接生活用水を取り出す必要があるといった制約があるものの、非常時でもお湯が使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。
エコキュートにデメリットはある?
エコキュートは光熱費が安い、非常時でもタンク内のお湯が使えるといったメリットがありますが、一方でガス給湯器と比べると本体価格は高額になります。
また、貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置する必要があるため、ガス給湯器よりも広いスペースを確保しなければなりません。
夜間の稼働音が気になる可能性があるのもデメリットのひとつです。
エコキュートの稼働音は図書館や閑静な昼間の住宅街と同程度の40dBほどとされていますが、その稼働音は約12.5Hzの低周波音なので人によっては不快に感じる恐れがあります。
近隣トラブルの原因になることもあるので、設置場所には十分に配慮することが大切です。
水圧が弱いという問題もあります。
近年はガス給湯器と同程度の水圧を実現した高圧タイプのエコキュートも存在しますが、一般的な機種では一般的な機種ではガス給湯器と比べて1/3ほどの水圧となります。
そのため、シャワーなどで強い水圧を求めるなら高圧タイプを選択しましょう。
その他にも、飲料として利用できない、お湯切れのリスクがあるといったデメリットもあるので注意が必要です。
エコキュートが向いているのはどんな家庭?
給湯器が壊れたことで新型の給湯器に交換をする際には、現在では人気の高いエコキュートを選ぶことができます。
この給湯器は大気中の熱を取り込んでお湯を沸かすことができる電気式になり、省電力で効率よくお湯を沸かすことにより、消費電力を節約できる便利さがあります。
エコキュートを選ぶことに向いている家庭では、オール電化や太陽光パネルを設置していることは勿論ですが、家族数が3名以上で同時にお風呂とキッチン、洗面台でお湯を使うことがある家庭も対象になります。
エコキュートの場合、オート機能で貯湯しているお湯を指定した温度にすることができる他、時間指定も行うことができることやお湯の量を指定することも可能です。
従って向いている家庭は機能性を駆使する方法であれば、2世帯住宅で家族数が10名以上などの大所帯以外では導入をすることには最適な機種になります。
後はお住いの地域による違いもあり、寒冷地の場合は大気中の熱を取り込むことが難しい季節があるので、比較的温暖な地域にお住いの方は省エネ効果を発揮させられます。
エコキュートの給湯タイプごとの特徴は?
自然冷媒ヒートポンプ給湯機という正式名称を持つエコキュートは、電力会社や給湯機メーカーが使用する愛称です。自然エネルギーを利用した、地球に優しい給湯機であるエコキュートは多くの人達から支持されています。自然冷媒と人口冷媒の2種類がある冷媒の中でオゾン層の破壊のない、昨今問題化されている温暖化への影響の少ない自然冷媒を採用しているのが特徴です。大気の熱を利用して、お湯を沸かすことが出来るのが特徴です。エコキュートとは一括にしても給湯タイプは様々なものがあり、特徴もそれぞれです。給湯機を発売しているメーカーによって名称は変わりますがフルオートタイプと呼ばれるものは、自動ボタンを押すだけでお湯はりから保温やたし湯などを全自動で行います。オートタイプは設定した湯量や湯温でお湯はりを行い、たし湯やたし水などはスイッチひとつで調整出来ます。給湯専用タイプと呼ばれるものは蛇口を回すことで給湯を行えるタイプで、設置や操作が楽という特徴があります。蛇口の開け閉めで給湯を行えるので、施工工事がリーズナブルという特徴があります。
エコキュートのタンク容量はどのように選ぶべき?
エコキュートのタンク容量ですが、言うまでもなくどの程度お湯を使うのかによって決めることができます。その上で、エコキュートの容量は自分自身で細かく決められるようなものではなく、はっきり言えば規格がほぼ決まっていてその中からしか選択肢がないのが実情です。これは不便かもしれませんが、一方ではどの容量にすればよいのか必要以上に頭を悩ませることがないとも言えます。現実的には370Lタイプと460Lタイプのどちらかが主流であって、よほど特別な事情とか家族構成でない限りはこの二つのどちらかということになるでしょう。家族の人数が3人までであれば前者、4人を超える場合には後者とするのが一般的です。ただしあまりにも大家族とか、非常にお湯を使う量が少ない単身者や2人家族といったときには相談してみることもできます。ちなみに容量とはそれ自体がお湯を使える分量を示しているわけではなく、お風呂とかシャワーの場合にはもっと多くなります。
寒冷地や沿岸部でもエコキュートは設置可能?
消費エネルギーを最小限にできる給湯器のエコキュートは人気の機材になりますが、自宅に導入をする際には住宅のある地域性を十分に考えた上で機種選びをすることは必須です。本州の関東圏から東海地方、関西地方から九州などでは一般的に採用されているエコキュートで問題はありませんが、寒冷地や沿岸部に自宅があるという場合は必ず寒冷地仕様で塩害対策を施している機種でなければ腐食を起こす問題や、寒さによって故障をしてしまうなど、被害を受けてしまう可能性が高まります。結論から言えばどこでも設置可能になり塩害対策は決して難しい範囲ではありませんが、真冬になると外気温がマイナス10度などかなりの極寒になるような地域では、凍結防止用のヒーターを内蔵しているエコキュートを選ぶことが鉄則です。インターネットから施工会社を探して購入と工事を依頼するような場合、会社が温暖な地域で営業をしていながらも提携先により全国対応をしていたとしても、購入をする前に十分に確認をすることはかなり重要です。
エコキュートは井戸水や地下水に対応している?
日本の水道普及率は高く多くの家庭に水道が使われています。とはいえ、今でも一部の地域や家庭では井戸水や地下水を利用しているところもあります。飲用に使用されている、こうした水道以外の水の多くは、水質検査を受けていて、身体に悪影響がないことが確認されています。しかし、エコキュートが販売開始された当時は、水道水のみしか使うことができませんでした。これは不純物の存在によるものです。そもそも水道水もそれ以外の飲用水にも水以外の不純物が含まれています。不純物の無い水を純水と呼びますが、人が飲むことができません。水道水はこの不純物を一定程度に管理しているのですが、自然に由来する水はそうではありません。この為エコキュートの故障になりえたのです。現在は、一部のメーカーでは事前の水質検査で各メーカー毎の基準をクリアすれば使用することが可能なプランを用意しています。ただ、エコキュート本体の費用が割高になることに加え、事前の水質検査費用や場合によってはポンプ交換費用がかかる為、エコキュート導入費用が想定以上になってしまう可能性が高いといえます。
エコキュートの稼働音はうるさい?近隣トラブルを防ぐ方法は?
エコを意識した実用的な暮らしを達成したいならエコキュートを導入することが何よりも大切になりますが、全くエコキュートに関して何も知識を得ていない場合、一体どのような効果があってデメリットなどが発生するのかについては詳しく知らない方のほうが多いでしょう。そこで、実際に利用した経験のある方の意見を参考にしてみたところ、エコキュートの稼働音の心配についてある答えが導き出せるようになりました。給湯器を稼働させると鈍い音を発して周囲に迷惑をかけてしまうことがよくあるのですが、エコキュートに関してはそのような心配は一切しなくて良いそうです。なぜなら、しっかりと稼働音はするものの、近所にはほとんど聞こえないレベルの小さい音しか響かないようになっており、みんなが寝静まった深夜であっても問題なく利用することが可能だからです。ただし、神経質な方が隣近所に住んでいると苦情が来る可能性もあるため、事前に対策できることとしては防音フェンスや防振ゴムを取り付けておくと効果があるのでおすすめできます。
ランニングコストが安いエコキュートを更にお得に使う方法
本来エコキュートは自然に優しい稼働を心掛けており、無駄な資源を使わずに快適に利用できる存在として広く親しまれるようになってきましたが、意外と一般的な給湯器から変えたことで電気代が高騰してしまったと悩んでいる家庭が少なくありません。
また、原発が使用できない問題で電気代の基本料金が通常よりも高くなることが分かっているため、少しでも節約できるように今から対策を立てておくことが必要になってくるでしょう。
エコキュートをもっと安く使用する方法やコツについては、まずプランの見直しから始めてみることです。
夜間にお風呂に入ることが多い場合、安くなる夜間電力プランを選ぶようにすれば電気代をかなり下げることができるので非常にお得になります。
それと、季節によってモードを必ず設定し直すこともかなり重要になってきます。
メーカーによっては省エネモードを使うことも可能なので、まだ設定していないのであれば直ぐに省エネモードに移行しておきましょう。
エコキュートの電気代は季節によって変わる?
エコキュートは、ガス給湯器や灯油給湯器、電気温水器と比べてランニングコストが安いと言われていますが、その電気代は季節によって変動するのが一般的です。
そもそもエコキュートは、外部から取り込んだ空気を圧縮して高温の空気を作り、その熱で給水された水を沸かしています。
夏場は空気自体が温かいため使用する電気エネルギーが抑えられますが、空気が冷たい低い冬場はお湯を沸かすのに多くのエネルギーが必要です。
また、エコキュートは沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておき、使用するときに水道水と混ぜることで設定温度で給湯しています。
夏場は水道水の温度が高めなので、貯湯タンク内の温度が低めでも設定温度を維持することが可能です。
しかし、水道水の温度が低い冬場にタンク内の温度が低いと、設定温度を実現するために多くのお湯が必要になります。
その結果、使用できるお湯の量が減ってしまうため、気温が下がるほどタンク内の温度を高めに保つ必要があります。
このように、冬場はお湯を沸かすために多くのエネルギーが必要になることに加えて、タンク内の温度を高めに保たなければならないため、エコキュートの電気代は夏場よりも冬場の方が高くなるケースが大半です。
エコキュートを長く使うためのメンテナンス
電気給湯器と比較するとランニングコストが低く済むことで人気となっているのが、エコキュートと呼ばれる給湯機能をもつ住設機器です。
一般的な電気給湯器は、内部のヒーターの加熱によって水を温めてお湯にする方法となっているために、電力消費量が大きくなり電気代の高さにつながることが指摘されています。
深夜電力などの割安な時間帯に作動する設定である程度のランニングコストを抑えることはできるものの、エコキュートの省エネ性能はヒートポンプ式であるためにそれ以上の節電効果が得られますので、結果的に電気代の低減にもつながります。
そのような便利でお得なエコキュートですが、仕組みは構造は複雑な機器でもあるために定期的なメンテナンスを行うことも大切です。
設置工事会社やメーカーによる点検が一般的で、内部の機器が正常に動作しているか、温水タンク内に不純物がないかなどを丁寧にチェックしてくれることから、ぜひ利用することを検討してください。
適正なメンテナンスを定期的に行うことで、安心して長くエコキュートを利用することができるでしょう。
エコキュート設置の際に利用できる補助金はある?
省エネでお湯が安く使えるエコキュートは、環境保護の観点からも有益と認められており、それだけに国や自治体の補助金に期待できるのではないでしょうか。
現在のエコキュート補助金はこどもエコすまい支援事業が正式名称で、ヒートポンプ給湯器に1台あたり5万円の補助が出ます。
ハイブリッド給湯機も同様に1台あたり5万円で、家庭用燃料電池のエネファームは15万円が補助されます。
申請の受付は2023年の3月下旬に開始される予定で、年内いっぱいが申請期間となる見込みです。
当然ですが申請をしなければお金は受け取れませんし、国が許可する指定業者に工事をしてもらうといった条件もクリアする必要があります。
エコキュート自体も国の基準を満たさなければいけないので、設置を決めても工事を始める前に、これらの条件や申請方法を確認することが重要です。
実は今回のこどもエコすまい支援事業は13年ぶりの復活ですから、エコキュートの導入を検討するなら今が絶好のタイミングではないでしょうか。
エコキュートのお湯切れを防ぐ方法
エコキュートは、貯湯タンク内のお湯を使いきってしまうと、しばらくの間は冷たい水しか使えなくなります。
このような状況を防ぐために、エコキュートには自動沸き増し機能が備わっていますが、この機能をオフにしていたり、沸き増ししても追いつかないほど使用量が増えると、タンク内のお湯が沸くまで待たなければなりません。
エコキュートのお湯切れを防ぐには、家族の構成人数やライフスタイルに合った容量のタンクを選ぶことが大原則ですが、お湯の使用量が増えることが予想されるときは設定を変更しておくことが大切です。
エコキュートには、普段のお湯の使用量を学習して沸かす量を調節する学習機能が付いており、初期設定ではこの機能を使ったおまかせモードになっています。
おまかせモードは、使用量が急増した際に対応するのが難しいため、親戚や友人などが泊まりに来るなどする際はあらかじめ設定を変更しておくと良いでしょう。
また、追い炊きを使うとタンク内の熱を多く使用します。
湯船のお湯を温めたい場合は、追い炊きではなく高温足し湯をした方がお湯切れのリスクは軽減できます。